八重山病?な日々

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2010年 08月 03日

小説「北の海」 大天井に実在のモデルが居た!

北の海〈上〉 (新潮文庫)

井上 靖 / 新潮社



夏になると無性に読みたくなるこの小説。何度読んだか分かりません。
今回の志津川旅行でも読み返してみました。

この小説の山場は、主人公洪作が、金沢にある旧制第四高等学校に柔道の練習を見に行くところでしょう。
そこには、沢山の魅力的な人物が出てきますが、その中でも一際異彩を放つのが「大天井」です。

大天井は柔道の力量を認められ、入学した際には四校の柔道を担うものと嘱望されながらも、
4年も受験に失敗し、それでも全く意に介することなく、勉強もせず泰然自若と浪人生活を送っている
スケールの大きな人物として描かれています。

小説では、大天井がその後四校に合格したかどうかまでは書かれていません。

今日、何気なくネットで調べたところ
 ・大天井は実在の人物がモデルだったこと
 ・更にその人物は小坂光之介という人で、結局四高には入学出来ず、関西大学の前身にあたる
  専門学校に行き、卒業後、四高の師範に迎えられた事。
  その後、名古屋大学柔道部で長年師範を努められていたこと
 ・小坂光之介 高専柔道~寝技の伝承~ というDVDがアマゾンで販売されていること
 ・YouTubeで実際に動いている大天井を見ることが出来ること
などが分かりました。

大天井ファンだった私には、ちょっとした感動ものの発見であります。
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by yoshioshirai | 2010-08-03 09:05 | 小説・本


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